なぜ、1986年から51か月間のバブル相場で損をした人が多いのか?

バブル崩壊

日経平均の月足チャートを見ると、
急激な右肩上がりのチャート上で買い
それよりも上がった時に売れば、当然儲かったはず。


右肩上がりが続く限り何でも買えば儲かった
楽な相場だったんですね。現在のような難しい相場ではなく、
株の売買さえできれば株の初心者、
入門したばかりのど素人でも十分儲かったはずなんです。
今よりも遥かに儲けやすい相場だったはずなんです。

バブルで大損をする仕組み

一言で言うと「強欲は全てを失う」という格言を地でいったのが
バブルの崩壊です。バブル崩壊の2年前株を購入したとします。
この時点ではこれからもどんどん上がり続ける、そう思ってるはずです。

とにかく長い間株はどんどん上がってきたわけですから
大きく下がるなんて誰も考えない。
銀行から金を借りて、信用取引をして大きく稼ごうとする。
都合の良すぎる考え方ですが、殆どの人が気づかなかったでしょう。
多くの人はそのように都合の良いように考えていたのです。


日本のこの状況を狙って、外国から大きく売り込まれればひとたまりもありません。
日本のバブル崩壊は日本人の莫大な富が外人の懐に渡ったと見るべきでしょう。
株の売買はこのように恐ろしい一面を持っているので、株の初心者であればなおさら
ルールを作って守るべきです。


ところがバブルが崩壊して、急激に相場が下がり続けたとき、思い切って損切り出来なかった人が大量にいたんです。


そんなものなんです。
損切なんて言葉さえ知らなかった株の初心者も多かったでしょうし、
損切りする必要さえなかった相場が続いていたのです。無理もありません。


そういう人は、株が下がっている事実を認めたくないんです。
これは一時的な下げだ、きっとすぐに買値に戻ると都合良く考えた。
「こんなはずはない。きっと少し調整してまた上がる」と思い込みたかった。


更に悪い事に、買い単価を下げるために「難平(ナンピン)」をしてしまう。
今でも信用買いの増え方からナンピン買いが多いことがわかります。
しかし、ナンピンし続けても、更に下がれば損は大きく膨らみ続ける。


信用買いで現金の3倍も取引してれば、損は何倍にもなるのです。
株の信用取引では家が飛ぶ。首が飛ぶと言われます。このような事態になれば、誰も損切はできません。破たんするまで、一縷の望みを持ちながら何もできないのです。


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